大正から令和へ
鳥取温泉は、現在の吉方温泉町で明治37(1904)年に発見されました。それから20年近く経った大正10(1921)年、吉方温泉街から300mほどはなれた田んぼの一部に雪が早く消えるところがあり、そこに温泉が自然にわき出ているのが見つかりました。いつしか簡単な浴槽をむしろで囲った露天風呂ができました。
やがて本格的に掘削をおこない、大正14(1925)年、「噴泉浴場」として開湯。当時から付近の人々は、そのあたりに出た最初の温泉だったので、「元湯」と呼んでいました。後に、この通称を屋号としました。
平成18(2006)年12月には半世紀ぶりの改築、令和7(2025)年には開湯から100年を迎え、今日まで地元の方々と自然の恵みを享受いたしております。

「鳥取温泉」とは、鳥取市街地に点在する吉方温泉、永楽温泉、末広温泉の総称です。鳥取の夏の風物詩「しゃんしゃん傘踊り」の踊り唄「きなんせ節」の一節にも唄われています。 当浴場は鳥取温泉を利用した銭湯です。豊富ではない湯量でありながら、多くのミネラルを含んでいます。この自然の恵みを満喫していただくべく、当浴場は大浴槽1つと水風呂1つというシンプルな構造になっております。
泉質 ナトリウム-硫酸塩・塩化物泉
泉温 50.0℃
適応症(赤字は元湯温泉の泉質による適応症) 筋肉若しくは関節の慢性的な痛み又はこわばり(関節リウマチ、変形性関節症、腰痛症、神経痛、五十肩、打撲、捻挫などの慢性期)、運動麻痺における筋肉のこわばり、冷え性、末梢循環障害、胃腸機能の低下(胃がもたれる、腸にガスがたまるなど)、軽症高血圧、耐糖能異常(糖尿病)、軽い高コレステロール血症、軽い喘息又は肺気腫、痔の痛み、自律神経不安定症、ストレスによる諸症状(睡眠障害、うつ状態など)、病後回復期、疲労回復、健康増進、きりきず、皮膚乾燥症。

営業案内
営業時間
朝風呂 6:00~9:30
午後 13:00~23:00
(それぞれ30分前には受け付けを終了します)
定休日 なし (年末年始はお問い合わせください。)
入浴料金
大人 | 550円 (回数券10枚綴り5,000円) |
中学生・高校生 | 300円 (回数券11枚綴り3,000円) |
小学生 | 200円 |
幼児(4才以上) | 100円(3才以下無料) |
以下のことは禁止行為です。
- 泥酔の方の入浴
- 介助が必要な方で、付添人を伴わない入浴
- 8才以上の男女の混浴
※入れ墨、タトゥーの方はご遠慮願います。
※浴室にはボディーソープのみ備え付けています。必要な洗面用具はご持参されるか番台でお買い求めください。
取り扱い商品
- リンスインシャンプー30円
- カミソリ(T型、I型)30円
- 歯ブラシ30円
- ヘアブラシ30円
- 牛乳石けん赤100円
- ミニ石けん30円
- スキンケアセット200円(メイク落とし、洗顔、化粧水、美容液)
- フェイスタオル100円
- ナイロンタオル50円
- 貸しバスタオル100円
- ドライヤー(5分10円)
- 各種飲料(白バラ自販機 ヤクルト自販機 UCCホットコーヒー)
はじめての銭湯!元湯温泉の使い方【女湯編】
はじめての銭湯!元湯温泉の使い方【男湯編】
アクセス・問い合わせ
〒680-0833
鳥取県鳥取市末広温泉町557
電話 (0857)22-7617
FAX (0857)30-1733
- JR鳥取駅北口 徒歩12分
- 最寄りのバス停
「生協病院前」または「文化センター前」徒歩3分 - 駐車場あり(17台分)



